今回ご紹介する不思議生物は日本にも生息しているエイリアンのような不思議な外観をしているワラスボ(藁素坊、藁苞)という魚です。
ワラスボの生態
ワラスボは台湾や中国などに生息していますが、日本でも九州の有明海に限りますが生息しています。
体長は40cm程度でうなぎのように細長い体をしている「ハゼ」の仲間です。口には牙が並びますが、目は退化しているため外観上小さな点としてかろうじて認識できるのみとなってます。
このようなグロテスクな見た目からしばしば「エイリアンのような魚」と揶揄されることがあります。
この独特な外観と日本にも生息しているという特徴からメディアで取り上げられることもしばしばあるようです。
ワラスボは干潟の泥中に穴を掘って生息しており、潮が満ちてくると海中に泳ぎだします。主に小魚や貝・甲殻類などを捕食しています。
画像引用
103010.blog47.fc2.com
ワラスボの料理
ワラスボはそのグロテスクな外観からすると意外ですが、生息域である有明海周辺で唐揚げ、干物や味噌煮、刺身など食用ともされています。居酒屋などでは活き造りも販売しているようです。
ワラスボの活き造りの動画
ワラスボを見ることができる水族館
ワラスボは日本水族館であまり飼育されていないようですが、長崎県のムツゴロウ水族館など一部の水族館で見ることができるようです。(最新の情報は公式ホームページなどでご確認下さい)
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