「リュウグウノツカイ」は人魚のモデル?地震の前触れとも【画像・動画有り】

前回は「ディズニーのダンボのようなダンボオクトパス」を見ることができましたね。深海というと怖い外観の生物ばかり想像しがちですので、そのかわいらしい風貌を意外に思われたのではないでしょうか。

確かに恐ろしい外観の深海魚も多いですが、なかにはかわいい魚や神秘的な生物もいるのが面白いところですね。神秘的な魚というとあなたはどんな外見を想像するでしょうか?今回はあの人魚のモデルとも言われている魚を見つけることができるかもしれません。それでは今回も引き続き深海の旅に出かけましょう。

博士:前回のダンボオクトパスは可愛かったね。助手ちゃんも気に入ったんじゃない?
助手:すぴぃすぴぃ…

博士:ね、寝てる・・・
助手:む?う~んうーん!

博士:どうしたの?起きて!怖い夢でもみたのかな?
助手:怖い夢みた!かなぶんが飛んできた。怖かった。

博士:もう大丈夫だよ!夢だからね。ここは海の中だからかなぶんは来ないよ。
助手:うん。あっ。みて!長い長い魚がいる。

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リュウグウノツカイは神秘的な魚

リュウグウノツカイ 画像

博士:あっ!あれは「リュウグウノツカイ」だ!珍しい魚を見れたね!
助手:きれいよ。ロマンチックな名前や。

博士:リュウグウノツカイは、深海に住むアカマンボウ目に属する魚類で、その姿は全身が銀白色で「竜宮の遣い」にふさわしい外見なんだ。全長は3mほどのことが多いけど大きいものでは11mのものもあって、同じ類の魚の中では現在世界最長の種なんだよ。通常は直立した状態で静止していて泳ぐときには体を傾けて泳ぐといわれているんだ。

ちなみに神々しい外見で人気もあって「とびだせ どうぶつの森」等のゲーム中にも登場しているよ。

リュウグウノツカイ 画像

博士:普段は深海にすんでいるからめったにお目にかかることはないけど、日本でもたまに捕獲されているんだ。歴史上のシーサーペントや人魚伝説の元とも言われているよ。日本では昔からリュウグウノツカイが発見されると、「地震の前触れ」といった言い伝えがあるんだ。

地震の地殻変動のショックが原因でリュウグウノツカイが打ち上げた可能性なども言われているけど、詳しいところはまだよくわかっていないんだ。最近では2013年1月と2月に富山湾の定置網で捕獲されたみたいだよ。

助手:日本でも採れたことがあるのね!
博士:深海魚だから、浅瀬に上がったときにはすでに弱っていて、見つかっても長くは生きられない場合が多いんだ。長崎県内で捕獲され九十九島水族館で1日だけ公開されたときの動画もあるよ。弱っており約30分で死んでしまったんだ。弱っていて悲しい気分になるけど、その姿を見れたことに感謝しよう。

リュウグウノツカイの動画

⇒深海の旅を続ける(次の記事へ):まるでハープ?海底の不思議生物「コンドロクラディア・リラ」

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