ヤツメウナギ モンスターのような不思議な魚【画像・動画あり】

ヤツメウナギ
出展:https://ja.wikipedia.org/

今回ご紹介する不思議生物はヤツメウナギです。名前は聞いたことのあるかもしれませんが、実際にどのような姿をしているかまではあまり知られていない生物です。

ヤツメウナギの姿は以前ご紹介したテヅルモヅルのように、まるでゲームのモンスターのような外観をしています。
https://fusigiseibutu.pipi01.com/archives/376

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ヤツメウナギの生態

ヤツメウナギは世界中の河川を中心とした比較的冷たい淡水の水域に生息しています。日本にもカワヤツメやスナヤツ等の数種類のヤツメウナギが生息しています。ヤツメウナギの体は細長く、うなぎのような形をしていることと、その体にあるエラがいくつもの目に見えることから「八目鰻」と命名されています。

外観はうなぎに似ていますが、実際はうなぎとはかけ離れた生物です。ヤツメウナギは現存する生物の中では非常に特殊な「顎を持たない」という原始的な特徴をもっています。
ヤツメウナギ画像
出展:http://kaigai.maguro29.jp/animal/real-animals-no-photoshop/

また、口は吸盤状であり、獲物の体に吸い付いてヤスリのような歯で傷をつけ体液を吸い取ります。ヤツメウナギの外観とこの辺りの生態からしばしばモンスターのようだと揶揄されることがあります。顎を持たないと魚ではないという意見もあるようですが、最近では一般的に広義の魚類とみなされています。

ヤツメウナギの味は

食用としてのヤツメウナギの味に関しては、うなぎとは異なりレバーや魚の油のような風味と弾力のある歯応えがあり、一般的にはあまり馴染まれませんが、ヤツメウナギを扱っている飲食店も存在します。

ビタミンAを豊富にふくみ栄養価は高いとされており、サプリメントや医薬品の原料にもなっています。医薬品では「 八ッ目鰻キモの油」という商品が 目の乾燥感、夜盲症(とり目)を効能とし販売されています。

ヤツメウナギの動画

ヤツメウナギの動画を探してみたところ、そのモンスターのような姿がよく確認できる動画を見つけることができました。獲物に食らいつくヤツメウナギの姿を見ることができます。非常に興味深い映像となっているため、是非ご覧下さい。

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