今回ご紹介する不思議生物はアメリカの河川に生息するワニの様な姿をした世界最大の淡水魚といわれる「アリゲーターガー」です。
アリゲーターガーとはどんな生物か
アリゲーターガーは「ガー」、あるいは「ガーパイク」と呼ばれる古代魚の1種であり、アメリカの湖や河川の流れが穏やかな場所に生息する淡水魚です。体長はガーの仲間のうち最も大きく2メートル近くもあり、淡水に生息する魚の中では世界最大と言われています。
淡水魚ではありますが、塩性の場所での生息例もあり、また、浮き袋に血管が通っており陸上でもある程度肺呼吸ができるという特徴があります。
名前にアリゲーターという言葉が付くようにワニのような外見を持っており、鋭い歯を持ち見た目通り肉食という食性を持っています。また、「ガー」の意味は「槍」でありその名の通り槍のように尖った口を持っています。稚魚のうちは昆虫などを捕食しますが、成長するに従い他の魚を食べるようになります。
(画像引用 www.fimosw.com)
このアリゲーターガーは日本にはもともと生息していない生物となりますが、ペットとして飼われていたものが飼育放棄放され放流され、外来種として各地で報告され問題となっています。釣りをしてたら釣れてしまったという例もあるようです。
アリゲータガーを見ることができる水族館
アリゲーターガーは日本の水族館でも見ることができます。
調べたところ八景島シーパラダイス(東京)、京急油壺マリンパーク(神奈川県)、箱根園水族館(神奈川県)、鳥羽水族館(三重県)などで飼育されているようです。(最新の情報は公式ホームページなどでご確認下さい)水族館などで一度は目にしてみたい魚の不思議生物です。
不思議生物アリゲーターガーの動画
アリゲーターガーの動画を探したところ、アリゲーターガーの動画やガーパイクが魚を食べる動画を見つけることができました。面白い動画なので、是非ご覧ください。
【アリゲーターガーの動画】
【ガーパイクが捕食している動画】
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