前回は「とても幻想的な魚のリュウグウノツカイ」を見ることができましたね。人魚のモデルとも言われるだけあって、神々しさを感じたのではないでしょうか。
それにしても、深海には本当にいろんな生物がいるものですね。今回は海底で不思議な形の生き物を見ることができそうです。はたしてどんな生物を見ることができるでしょうか。
博士:さっきのリュウグウノツカイは圧巻だったね。日本でも見つかっているなんて驚くよね。
助手:綺麗だった。ファンになったど。すごかった。
博士:それにしてもずいぶん深いところまできたね。あっ。海底をみてごらん。コンドロクラディア・リラだ。
コンドロクラディア・リラは肉食
助手:生き物なの?
博士:コンドロクラディア・リラは深海にすむ海綿の一種で、カリフォルニア沖の水深 3000m から発見されて2012年に報告されたばかりなんだ。
外観がハープに似ていることからハープを意味するリラ、という名前がついたんだ。なんと肉食で、ハーブの弦のような部分には細かい棘が生えていてこれで小さな甲殻類を捕食していると考えられているんだ。
博士:海流と接触する体表面積を大きくして獲物を捕えやすくするために、このような体になったと考えられているんだ。
助手:不思議やのう。
(引用元:Scientists describe extroardinary new carnivorous sponge – MBARI 31 Oct.
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