今回は深海に生息するとても大きな口を持った不思議なサメであるマガマウスをご紹介します。
メガマウスは大きな口を持つ深海のサメ
メガマウスは太平洋やインド洋などの浅い深海に生息するサメです。マウスといってもネズミではなく「口」を意味しており、
その名前の通り大きな口を持ったサメです。以前はオオグチザメと呼ばれていました。
このメガマウスは古い形のサメであり、捕食する際に鯨のように大きく口を開けてプランクトンを食べます。そのためにサメの特徴である歯は小さくヤスリ状の列になっています。
捕獲例や目撃例は世界的に見ても極めて少なく幻のサメといわれることもありますが、日本でも稀に捕獲される例があります。最近では2014年の4月に静岡県で定置網にメガマウスザメが入り、水揚げされた事例があります。この個体は世界で58例目、日本では17個体目となりました。捕獲例のおよそ3分の1を日本が占めているのは興味深いところです。
メガマウスの動画
メガマウスの動画はなかなか見つかりませんでしたが、京急マリンパークで撮影された動画を見つけることができました。是非ご覧ください。
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